自分のこだまを抱きしめる
優しいだけではいられない
優しさとは何なのか
本当の強さとは何だろうかと
わからなくなって
下を向く
優しく 強いものたち・・・
哀しくて、 自分に涙する
許すことができるか?という問いに
許してもらえますか? というこだまが返る
自分の
こだまを 抱きしめる
君の名は
「君の名は」という映画を、娘どうしが幼友達でもある友人と、親子4人で観に行ってきました。
まだ会ったことのない君を、探している。
決して出会えない、 二人の約束。
なんて切ない約束でしょう。
「私たちは 会えば絶対 すぐ分かる」
「言おうと思ったんだ。お前が世界のどこにいても 必ず会いに行くって」
忘れてしまった記憶の中で、こんなにも「会わなければ!」と思い続ける二人が切なく、また人の想う力の強さに心を打たれました。
観終わってから「 私たちは忘れてしまっていたけれど、ずうっと昔に約束をしていて、こうしてめぐり合って、この映画を見たのかもしれないね。」と話しました。
「袖振り合うも多生(他生)の縁」という言葉を持つ私たちの祖先はこのことを知っていたんですね。
これまで出会った人たちとも遠い昔に堅い約束をし、そして時間が結ばれてこうして出会った。
そう思うと、縁というものは自分一人で簡単には切れるものではないと思いました。
私は約束した人ときちんと向き合っているだろうか。
私は自分に約束したことを果たしているだろうか。
今夜はそんなことを考えています。
主題歌の歌詞がとてもいいです。お猿さんも可愛い!
RADWIMPS – 前前前世
やっと眼を覚ましたかい それなのになぜ眼も合わせやしないんだい?
「遅いよ」と怒る君 これでもやれるだけ飛ばしてきたんだよ
心が身体を追い越してきたんだよ
君の髪や瞳だけで胸が痛いよ
同じ時を吸いこんで離したくないよ
遥か昔から知る その声に
生まれてはじめて 何を言えばいい?
君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ
君が全然全部なくなって チリヂリになったって
もう迷わない また1から探しはじめるさ
むしろ0から また宇宙をはじめてみようか
どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何億 何光年分の物語を語りにきたんだよ けどいざその姿この眼に映すと
君も知らぬ君とジャレて 戯れたいよ
君の消えぬ痛みまで愛してみたいよ
銀河何個分かの 果てに出逢えた
その手を壊さずに どう握ったならいい?
君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
その騒がしい声と涙をめがけ やってきたんだよ
そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう
もう迷わない 君のハートに旗を立てるよ
君は僕から諦め方を 奪い取ったの
月落ちて天を離れず
「水流元入海 月落不離天」
(みずながれてもとうみにいり つきおちててんをはなれず)
この句は明本禅師と一僧の問答の一節だそうです。
一僧 『何れの処にかさらに生死去来の跡を求めん。何れの処より来るや』
明本 『水流れてもと海に入る』
一僧 『死何れの処に向かって去るや』
明本 『月落ちて天を離れず』
昨日、父の葬儀にて菩提寺の和尚様が唱えてくださいました。
父にとっても、私にとっても大きな慰めであり、救いの言葉です。
そして、私のこれからの道標ともなりました。
どんな時であっても、けして天を離れてはいないことを心に刻みながら歩もうと思います。
私の旧姓に月の字、名前には海の意味の字があるため、ことさら心に響きました。
昨日は満月だったようです。
What A Wonderful World
今日大好きなアーティストのコンサートに行ってきました。
今日という日に、さりげなく「What A Wonderful World」を曲目入れた彼がますます好きになりました。
Louis Armstrong What A Wonderful World
" LIVE 1970 (Reelin' In The Years Archives)
青い星がまぶしすぎて
宇宙に浮かぶ青い星 地球。
庭に咲く青い星 ボリジ。
ケルト語の「苦難に打ち勝つ勇者」という意「バラク」が語源だそうです。
庭に、勇気を生み出す星がたくさん咲いています。
地球は勇気の星なのだと、思うのです。
ボリジは地中海沿岸原産の一年草で、南ヨーロッパに多く自生しているハーブの一種です。全体が白い産毛に覆われ(写真右3番目)、花は一日花で花径は2~3cm、銀毛に光る卵形の葉の中から清らかな青い星形の花をうつむいたように多数咲かせます。
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また、美術においても重宝され 画家たちはボリジの花弁から採れる汁を使ってマドンナブルーと呼ばれる色を作り、聖母マリアの衣服を塗ったそうです。(wikipedia)
「流れの早い この世の岸辺に」
心のうちに抱えた 苦さや悲しみを
打ち明けたくなるような 優しさは
同じものを抱えたゆえなのか
その抱えたものを透した優しさの中に
どれだけの強さが流れていることか
ねむの花は私にとっては特別な花です。
どれだけ昔のことかわからない懐かしさが
誰のことかわからない懐かしさが
湧きあがります。
ねむの花 詩 壷田花子
あなたは つかれた
おねむりなさい と言うように
ねむの花の咲く夕べ
夢のような夕べ
あれは やさしいあわい花
房のような花
風の中で誰か歌う
鳥のように
光のように
とぎれとぎれの思い出しても
声にはたたぬ あれは昔の愛の歌よ
変りはてた この世の岸辺
にがく たたずむ私の胸に
ふたたび あわい夢を盛りあげ
房のような花
夢をすすめるねむの花
やさしい腕によりそって
愛に溶けいる 眠りは忘れ
くるしい眠りのみが私を誘う
流れの早い
この世の岸辺に