バラの影、ヴェールの裂け目

自分の感覚をたよりに綴っていきます

すべてがのがれるように去ってゆく、うごかない水を、空気の 息を横切って。 むすばれた道がわたしたちへとかえされる、 燃えあがって。 アンドレ・デュブーシュ 「窓」より www.youtube.com

自分のこだまを抱きしめる

優しいだけではいられない 優しさとは何なのか 本当の強さとは何だろうかと わからなくなって 下を向く 優しく 強いものたち・・・ 哀しくて、 自分に涙する 許すことができるか?という問いに 許してもらえますか? というこだまが返る 自分の こだまを 抱…

君の名は

「君の名は」という映画を、娘どうしが幼友達でもある友人と、親子4人で観に行ってきました。 まだ会ったことのない君を、探している。 決して出会えない、 二人の約束。 なんて切ない約束でしょう。 「私たちは 会えば絶対 すぐ分かる」 「言おうと思った…

月落ちて天を離れず

「水流元入海 月落不離天」 (みずながれてもとうみにいり つきおちててんをはなれず) この句は明本禅師と一僧の問答の一節だそうです。一僧 『何れの処にかさらに生死去来の跡を求めん。何れの処より来るや』明本 『水流れてもと海に入る』一僧 『死何れの…

What A Wonderful World

今日大好きなアーティストのコンサートに行ってきました。 今日という日に、さりげなく「What A Wonderful World」を曲目入れた彼がますます好きになりました。 Louis Armstrong What A Wonderful World " LIVE 1970 (Reelin' In The Years Archives) www.yo…

青い星がまぶしすぎて

宇宙に浮かぶ青い星 地球。 庭に咲く青い星 ボリジ。 ケルト語の「苦難に打ち勝つ勇者」という意「バラク」が語源だそうです。 庭に、勇気を生み出す星がたくさん咲いています。 地球は勇気の星なのだと、思うのです。 ボリジは地中海沿岸原産の一年草で、南…

「流れの早い  この世の岸辺に」

心のうちに抱えた 苦さや悲しみを 打ち明けたくなるような 優しさは 同じものを抱えたゆえなのか その抱えたものを透した優しさの中に どれだけの強さが流れていることか ねむの花は私にとっては特別な花です。 どれだけ昔のことかわからない懐かしさが 誰の…

なんて素敵な所

夢の中で 夢だと気づく時があります どうしたら 目覚めることができるかと あせり いろいろ試しますが 今度こそ目覚めた と思っても また 別の 夢に移るだけです ・・・・・・・やっと 目覚めた はずなんですが ここも また 別の 夢なのかも知れません。 www…

時には心地よく引きこもることも

「心地よい闇」 デイヴィッド・ホワイト あなたの目が疲れているとき この世界も疲れている。 あなたのヴィジョンが消えたら この世界のいかなる部分もあなたを見つけることができない。 さあ、闇のなかに入るときだ。 闇に包まれた夜は 自らの目を認識する…

はじめまして。

特にこれといった才能があるわけでもない私ですが、日常の小さなものの中に何か大事なものが織り込まれているように思えてしかたありません。 目にとまったもの、気にかかったものを書きとめておくことで、 織り込まれているものが繋がって見えたらいいなと…