バラの影、ヴェールの裂け目

自分の感覚をたよりに綴っていきます

青い星がまぶしすぎて

 

宇宙に浮かぶ青い星 地球。

 

庭に咲く青い星 ボリジ

 

ケルト語の「苦難に打ち勝つ勇者」という意「バラク」が語源だそうです。

 

庭に、勇気を生み出す星がたくさん咲いています。

 

地球は勇気の星なのだと、思うのです。

 

 

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ボリジは地中海沿岸原産の一年草で、南ヨーロッパに多く自生しているハーブの一種です。全体が白い産毛に覆われ(写真右3番目)、花は一日花で花径は2~3cm、銀毛に光る卵形の葉の中から清らかな青い星形の花をうつむいたように多数咲かせます。

西洋では古くから薬草として利用され、利尿、強壮、鎮静に効果があるとされていました。ボリジにはカルシウムやリンやミネラル成分を含んでいるので、花は砂糖づけにしてケーキの彩りやサラダなどに、キュウリに似た香りのある葉は、サラダやオムレツなどに刻んで入れたり、お茶などにも利用します。

また種子から採れるボリジ油はマッサージオイルや化粧品のクリームとして用い、葉と花は心身のリラックス効果や発汗作用として浴剤にも利用され、ハーブガーデンには欠かせない種となっています。土の酸性度によっては花色が青紫からピンク色へと変化するという珍しい植物で、花色は他に白花種
(写真右2番目)もあります。

古くは勇気を生み出すハーブとして信じられ、十字軍の兵士たちはボリジの花を浮かべたワインを飲んで出征したといわれます。またこの花の意匠は中世の騎士のスカーフや衣装にも盛んに用いられたそうです。草丈は50~100㎝。開花期は5~7月で種子の市販期は2~9月、苗は4~5月と9~10月頃です。

属名の「ボラゴ(Borago)」はラテン語の「borra(剛毛の意味)」に由来し、株全体が粗い毛に覆われていることから、またはケルト語の「barrach(バラク)」で、苦難に打ち勝つ勇者という意からとされます。和名は「ルリジシャ、またはルリジサ、ルリチシャ(瑠璃萵苣)」で、古名は「ボラゴソウ」です。

英名は「Borage(ボリジ)」で、また青い星形の花から「Star flower(スターフラワー」」とも呼ばれます。

 

http://www.teych.com/4ghana-13.html

 

 

また、美術においても重宝され 画家たちはボリジの花弁から採れる汁を使ってマドンナブルーと呼ばれる色を作り、聖母マリアの衣服を塗ったそうです。wikipedia

 

 

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